冷え性さんの、のんびりライフ

~冷え性なのに、アイスが好きです~

冷え性さん、郵便局へ行く

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こんにちは!『にこ』と申します。

アラフォーで子育て中の主婦です。

冷え性ブログ、よろしくお願いいたします。

アイキャッチ画像を間違えるということをやらかしました。

深くお詫び申し上げます。

 

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①車に乗れない

夫とアパートに住んでいたアラサーの頃、朝から事件が起こりました。

 

車のカギがない!

実家に忘れてきたー!

 

どうやら、我が愛車のカギを実家に忘れてしまったようです。

この頃は、実家まで車で2時間以上かかる距離に住んでいたため、取りに帰るのは不可能。

よく知らない土地で、車もないなんて・・

こうなると、どんなにボロい軽自動車でも愛おしさがこみあげてきます。

 

都心にお住まいの方は「じゃあ、地下鉄か電車に乗ればいいじゃん。」

と思われるかもしれませんが、ここは田舎です。

現在よりもさらに超田舎に住んでいたため(山、田畑が広がる場所)、地下鉄はなく(今の場所もないですが)、電車やバスもほとんど通っていません。

完全に車社会です。

 

当時の私は専業主婦だったので、外に出る任務としてはスーパーに食材を買いに行くくらいです。

ついでにおしゃれなカフェや、無印良品に寄りたいところですが、そんな場所は存在しません。

 

徒歩で行くか!

運動不足の解消にもなるし!

スーパーまで徒歩5分だし!

(最初から歩いて行け)

 

と思い直した矢先

 

しまったー!郵便局に行く用事があったんだー!!

 

うっかりしていましたが、今日はどうしても郵便局に行かなければならない用事があったのです。

 

あわてて郵便局の場所をネットの地図で検索しました。

便利な世の中になったものです。

(アラサーじゃなくておばあちゃん?)

検索すると、我がアパートから郵便局までの最短距離は徒歩で40分程度とのこと。

 

運動不足のアラサー主婦にはなかなか厳しい距離です。

 

回り道もありましたが、プラス10分程度かかるとのことで、すぐに除

外しました。

 

「自転車、使ったら?」

 

そうだ、自転車があったんだ!

 

夫は自転車を所有していますが、普段は使っていません。

数年前にご友人から頂いた、サビッサビのボロボロのものです。

(この家にはボロい乗り物しかないのか)

又私自身、自転車に乗るのはおよそ7年ぶりです。

そんな人物が、ボロい自転車なんかに乗って大丈夫なのか!?

 

ガクガクブルブル。

(あ、寒いわけではないですよ)

 

辺境の地運動不足運動音痴と三重苦がそろったアラサー主婦。

貸してもらう身分であることは重々承知の上で、少し控えめに尋ねました。

私「こんなボロいチャリに乗って大丈夫かな?」

夫「大丈夫だって」

 

軽率すぎる発言を残し、夫は仕事に行きました。

本当は自転車に乗る練習につきあってほしかったのですが、運動音痴のアラサー主婦の面倒をみるより、仕事のほうが大事なようです。

思いやりのかけらもない夫を嘆きつつ、自転車のカギを握り締め、一人とぼとぼと自転車置き場に向かっていったのでした。

 

 

②自転車に乗ろう

いざ!

アパートの駐輪場で、自転車に乗る練習をします。

幸い周囲には誰もいません。

人が少ない(いない)のが田舎の(唯一の)良いところです。

練習するスペースも、十分あります。

土地が広いところが田舎の(唯一の)良いところです。

 

自転車にコマがついていないので、転倒する確率は高いと思いますが・・

なるようになれ!

 

思いっ切り自転車をこぐと、意外にスムーズに進むことができました!!

ボロいチャリなのに、分解されることなく進んでいます。

 

調子にのって道に出ると、気分は爽快です。

 

なんて気持ちが良いんだろう!

これなら、今後も活用できそう!

ありがとう、ボロチャリ・・・!

ボロチャリに対して、高級車並みの感謝が生じた直後

 

寒いぃぃぃ・・!!

 

書き忘れていましたが、今は12月。

風を切って走ると、顔が凍りつきそうなくらい寒いのです。

若い頃はそんなに感じなかったのに・・

冷え性のアラサー主婦は冷たい風に耐えつつ、なんとか目的地までもうすぐの最後の直線にたどりつきました。

 

すると

 

坂になってる・・

 

なんと、とんでもない傾斜の上り坂が見えてきました。

いや、坂じゃなくて山なんじゃない?

 

こんな坂があるなんて、聞いてないよー--!!

しかし、ここまで来たら行くしかありません。

必死でボロチャリをこぎ、途中からは押して、汗だくになりようやく郵便局にたどりつくことができました。

所要時間、片道徒歩40分のはずが、片道自転車で40分となってしまいました。

 

 

③到着~その後

今回の達成感はハンパありません。

医療従事者として働いていた頃より、大いに達成感を感じました。

 

こんなに苦労してたどりついたのに、用事はわずか10分で終了。

なんだかな~と思いつつ、帰りは下り坂なので、行きとは比べ物にならない速さで帰ることができました。

 

後日夫と車で近くを通った際、よくよく見るとネットの地図に出ていた回り道をしていたら、郵便局までの道は平坦で、自転車で25分程度でたどりつけたであろうことが判明しました。

 

あの時の苦労は一体・・

 

急がば回れ」って、先人が私のために作ったことわざなのでしょうか?

結論

・車のカギを忘れると、とんでもない一日になる

・運動不足のアラサーはやがて車生活に戻り、運動不足のアラフォーとなっていく

・知らない土地でのネット地図は神だが、最短距離は時に最短距離ではなくなる

 

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